エリクソンの心理社会的発達
保育士「自律性対恥・疑惑」の問題
エリクソンの発達段階で、排泄の自立などを通じて自分で行う力を培う幼児前期の心理社会的危機として、最も適切なものはどれか。
1養育者との応答的なやり取りを通じ、世界は信頼できるという基本的信頼を育む乳児期の課題である。
2目標を立てて活動に踏み出す積極性と、行き過ぎへの罪悪感が拮抗する遊戯期(幼児後期)の課題である。
3やり遂げる経験から勤勉性を培う一方、できなさが劣等感につながる学童期の心理社会的課題である。
4自分は何者かという問いに向き合い、同一性の確立と役割の混乱が拮抗する青年期の課題である。
5自分でやろうとする力を育む一方、失敗を責められると恥や疑惑が生じる幼児前期の課題である。
正解
5.自分でやろうとする力を育む一方、失敗を責められると恥や疑惑が生じる幼児前期の課題である。
自律性対恥・疑惑はエリクソンの幼児前期(およそ1〜3歳)の心理社会的危機で、排泄の自立などを通じて自分で行う力を育む一方、過度に統制されると恥や疑惑が生じるとされる。
?選択肢ごとの解説
1 ×応答的養育で基本的信頼を育むのは乳児期の課題であり、自分で行う力を扱う幼児前期の自律性とは段階が異なる。
2 ×積極性と罪悪感が拮抗するのは遊戯期(幼児後期)の課題で、自律性対恥・疑惑の幼児前期とは隣接するが別段階である。
3 ×勤勉性と劣等感が拮抗するのは学童期の課題で、幼児前期の自律性対恥・疑惑とは発達時期が異なる。
4 ×同一性と役割の混乱が拮抗するのは青年期の課題で、幼児前期の心理社会的危機とは大きく時期が隔たる。
5 ○自律性対恥・疑惑はエリクソンの幼児前期(およそ1〜3歳)の心理社会的危機で、排泄の自立などを通じて自分で行う力を育む一方、過度に統制されると恥や疑惑が生じるとされる。
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