ピアジェの発達段階
保育士「形式的操作期」の問題
現実にない事柄も仮定し、条件を組織的に変えて結論を導く仮説演繹的思考が可能になる、ピアジェの発達段階として最も適切なものはどれか。
1抽象的・仮説的な事柄を体系的に推論できる、おおむね11歳以降の形式的操作期の思考である。
2言葉やイメージは使えるが論理的操作が未熟で、見かけに左右される前操作期の思考である。
3具体的な事物については論理的に操作できるが、抽象的・仮説的思考は難しい具体的操作期の思考である。
4感覚と運動を通して外界に働きかけ、対象の永続性が芽生える感覚運動期に成立する思考である。
5模倣や象徴遊びが盛んになり、ごっこ遊びを通じて表象を広げる幼児期前半の思考である。
正解
1.抽象的・仮説的な事柄を体系的に推論できる、おおむね11歳以降の形式的操作期の思考である。
仮説演繹的思考はピアジェの形式的操作期(11歳頃〜)に成立する。現実から離れて仮定を立て、変数を体系的に操作して結論を導く抽象的推論が可能になる。
?選択肢ごとの解説
1 ○仮説演繹的思考はピアジェの形式的操作期(11歳頃〜)に成立する。現実から離れて仮定を立て、変数を体系的に操作して結論を導く抽象的推論が可能になる。
2 ×前操作期は論理的操作が未熟で見かけに左右される段階である。仮説演繹的思考が可能な形式的操作期とは大きく異なる。
3 ×具体的操作期は具体物に限って論理操作ができるが、抽象・仮説の操作は難しい。形式的操作期の手前の段階である。
4 ×感覚運動期は乳児期で、対象の永続性が芽生える段階である。抽象的・仮説的思考とは無縁で、時期を大幅に早く見積もっている。
5 ×模倣や象徴遊びが盛んなのは前操作期の特徴で、表象は広がるが体系的な仮説推論はできない。段階を取り違えている。
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