ピアジェの発達段階

保育士保存の概念」の問題

保育の心理学ピアジェの発達段階難易度:normal
同量の水を細長いコップに移すと量が増えたと答える幼児が、見かけが変わっても量は不変だと理解するようになる、この概念の成立段階はどれか。
1見えなくなった物も存在し続けると理解する感覚運動期に、量の保存の概念もすでに同時に成立する。
2自己中心的な思考が支配する前操作期に、量の保存が完成し見かけに惑わされなくなる。
3仮説演繹的思考が働く形式的操作期に至って、初めて量の保存が理解できるようになる。
4具体的操作期に量の保存が成立し、見かけが変わっても量は変わらないと理解できるようになる。
5言語を獲得する乳児期後半に、容器の形と量とは無関係だと早くも理解できるようになる。
正解
4具体的操作期に量の保存が成立し、見かけが変わっても量は変わらないと理解できるようになる。

量(液量)の保存はピアジェの具体的操作期(7歳頃〜)に成立する。見かけの変化に惑わされず、補償や可逆性を用いて量の不変性を判断できるようになる。

?選択肢ごとの解説

1 ×感覚運動期は対象の永続性が芽生える乳児期で、量の保存ははるかに後である。二つの概念の成立時期を取り違えている。
2 ×前操作期(2〜7歳)はまさに保存ができず見かけに惑わされる時期である。この段階で保存が完成するという記述は逆である。
3 ×形式的操作期は抽象的・仮説的思考の段階で、量の保存はそれより前の具体的操作期で既に成立している。時期を遅く見積もっている。
4 ○量(液量)の保存はピアジェの具体的操作期(7歳頃〜)に成立する。見かけの変化に惑わされず、補償や可逆性を用いて量の不変性を判断できるようになる。
5 ×乳児期後半に容器の形と量の関係を理解することはできない。保存の成立を大幅に早く見積もった誤りである。
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ukamiru 過去問 · 保育士 · hoiku-shinri-w1-0006

【保育士】保存の概念の問題と解答・解説|ukamiru 過去問