条件づけ
保育士「正の強化」の問題
スキナーが体系化したオペラント条件づけにおいて、ある自発的行動の直後に望ましい結果を与えてその行動の出現頻度を高める手続きとして最も適切なものはどれか。
1自発した行動の直後に望ましい結果を伴わせ、その行動が起こりやすくする正の強化である。
2もともと反応を起こす刺激と中性刺激を対提示し反射的反応を引き出す古典的条件づけである。
3行動の直後に嫌な刺激を与えてその行動の出現を減らそうとする正の罰の手続きである。
4確立されていた反応に強化を与えなくし反応が次第に減っていく消去の手続きである。
5他者の行動とその結果を観察し直接の強化なしに行動を取り入れる観察学習の手続きである。
正解
1.自発した行動の直後に望ましい結果を伴わせ、その行動が起こりやすくする正の強化である。
正の強化は、行動の直後に好ましい刺激(強化子)を与えることで、その行動の生起頻度を高める手続きである。オペラント条件づけの中核となる。
?選択肢ごとの解説
1 ○正の強化は、行動の直後に好ましい刺激(強化子)を与えることで、その行動の生起頻度を高める手続きである。オペラント条件づけの中核となる。
2 ×これは古典的条件づけ(レスポンデント条件づけ)で、刺激同士の連合による反射的反応を扱う。自発行動を扱うオペラントとは枠組みが異なる。
3 ×正の罰は嫌悪刺激の付与で行動を減らす手続きであり、頻度を高める強化とは目的が逆である。
4 ×消去は強化をやめて反応を減らす手続きで、行動を増やす強化とは反対方向の操作である。
5 ×観察学習(モデリング)はバンデューラの概念で、直接の強化なしに学習が成立する。スキナーの強化手続きとは別系統。
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