教育思想

保育士ロックの白紙説」の問題

教育原理教育思想難易度:normal
イギリスの哲学者ロックが説いた人間の精神の捉え方として、最も適切なものはどれか。
1生得観念を強く重んじ、人は生まれながらに豊かな知識をすべて備えているのだと説いた立場である
2子どもの心は生まれたとき白紙であり、経験を通して知識が形づくられるとした立場である
3教育は人間にとって不要であり、子どもの本性をそのまま放任しておくべきだと主張した立場である
4知識は理性のみに由来しており、感覚や日々の経験はかえって学びの妨げになると考えた立場である
5子どもは小さな大人にすぎず、大人と同じ知識を初めから完全に持っているとみなした立場である
正解
2子どもの心は生まれたとき白紙であり、経験を通して知識が形づくられるとした立場である

ロックは人間の精神を白紙(タブラ・ラサ)に例え、観念や知識は生得ではなく経験を通じて獲得されるとする経験論を主張した。

?選択肢ごとの解説

1 ×生得観念を否定したのがロックであり、生まれつき知識を備えるという立場とは正反対である。
2 ○ロックは人間の精神を白紙(タブラ・ラサ)に例え、観念や知識は生得ではなく経験を通じて獲得されるとする経験論を主張した。
3 ×放任を説いたのではなく、ロックは習慣形成を重視する教育論を展開しており内容が異なる。
4 ×経験を妨げとみるのは合理論であり、感覚と経験を知識の源泉とみたロックとは逆である。
5 ×小さな大人観は中世的な子ども観で、経験を通じた発達を説いたロックの白紙説とは異なる。
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