保育の思想と歴史
保育士「ルソーの子ども観」の問題
『エミール』を著し、子どもを大人とは異なる独自の存在ととらえ、自然の歩みに従う消極教育を説いた人物はどれか。
1恩物という教育遊具を考案し、世界で最初の幼稚園を創設した教育者のフレーベルである。
2感覚教具を整備し、子どもの自発的な活動を尊重する教育を確立した医師モンテッソーリである。
3孤児院で多くの孤児を養育し、生活を通した教育を実践した教育実践家ペスタロッチである。
4性格形成学院を設け、環境が人間の性格を形づくると主張した実業家のオーエンである。
5『エミール』を著し、自然に従う消極教育と子どもの発見を説いた思想家ルソーである。
正解
5.『エミール』を著し、自然に従う消極教育と子どもの発見を説いた思想家ルソーである。
ルソーは『エミール』で、子どもは小さな大人ではなく独自の存在であるとし、自然の歩みに従って干渉を控える消極教育を説き、近代的な子ども観の出発点を築いた。
?選択肢ごとの解説
1 ×フレーベルは幼稚園と恩物の創案者であり、『エミール』や消極教育の提唱者ではない。
2 ×モンテッソーリは感覚教具と自発活動の教育家で、『エミール』の著者ではない。
3 ×ペスタロッチは生活を通した教育の実践家で、消極教育や『エミール』とは結びつかない。
4 ×オーエンは性格形成学院で環境の力を説いた人物で、ルソーの消極教育とは別の主張である。
5 ○ルソーは『エミール』で、子どもは小さな大人ではなく独自の存在であるとし、自然の歩みに従って干渉を控える消極教育を説き、近代的な子ども観の出発点を築いた。
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