前操作期の特徴
保育士「アニミズム」の問題
ピアジェの前操作期にみられる、無生物にも生命や意識・感情があるかのようにとらえる思考の特徴として、最も適切なものはどれか。
1見かけが変わると量や数も変化したと考え、外観の変化に判断が左右される中心化の特徴である。
2太陽や人形などの無生物にも心や感情があるとみなす、アニミズム(アニミズム的思考)である。
3自分の視点と他者の視点を区別できず、誰もが自分と同じに見えると考える自己中心性である。
4目の前にない事物を心の中に思い浮かべ、別の物で見立てる象徴機能の高まりを示す特徴である。
5出来事の前後関係から、ある事象が別の事象を引き起こすという因果の理解が確立した状態である。
正解
2.太陽や人形などの無生物にも心や感情があるとみなす、アニミズム(アニミズム的思考)である。
アニミズムは前操作期の子どもにみられ、無生物にも生命や意識・感情があるかのように考える思考の特徴である。『太陽が笑っている』『人形が痛がる』のようなとらえ方が典型例である。
?選択肢ごとの解説
1 ×外観の変化に判断が左右されるのは中心化であり、無生物に心を見出すアニミズムとは別の前操作期の特徴である。
2 ○アニミズムは前操作期の子どもにみられ、無生物にも生命や意識・感情があるかのように考える思考の特徴である。『太陽が笑っている』『人形が痛がる』のようなとらえ方が典型例である。
3 ×他者の視点を自分と区別できないのは自己中心性で、生命の有無に関する見方であるアニミズムとは焦点が異なる。
4 ×見立てなどの象徴機能は表象能力の発達を示すもので、無生物への生命付与であるアニミズムとは内容が異なる。
5 ×因果関係の正しい理解が確立した状態はアニミズムの記述ではなく、むしろ前操作期の未熟な思考とは反対である。
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