知覚の発達
保育士「視覚的断崖」の問題
ギブソンとウォークが透明な板で深い側と浅い側をつくり、乳児の奥行き知覚を調べた実験として、最も適切なものはどれか。
1透明な台の浅い側で母親が手招きすると、乳児は深い側へ迷わず進み距離感の欠如を示した。
2深さに関係なく乳児は常に母親のもとへ直進し、視覚より触覚で危険を判断すると示された。
3多くの乳児は深い側を渡るのをためらい、はいはい期には奥行きを知覚できると示された。
4音の有無で進行が変わり、奥行きより聴覚情報を手がかりに移動を決めていると示された。
5新生児の段階から断崖を確実に回避でき、奥行き知覚は生得的に完成していると示された。
正解
3.多くの乳児は深い側を渡るのをためらい、はいはい期には奥行きを知覚できると示された。
ギブソンとウォークの視覚的断崖実験では、はいはいできる乳児の多くが透明な板の深い側を渡るのをためらった。これは移動を始める頃には奥行きを知覚していることを示す。
?選択肢ごとの解説
1 ×深い側へ迷わず進んだという記述は実験結果と逆で、実際には多くの乳児が深い側を避けたため誤りである。
2 ×乳児が深さに関係なく常に直進したという描写は事実と異なり、深い側への躊躇という主要な知見を否定している。
3 ○ギブソンとウォークの視覚的断崖実験では、はいはいできる乳児の多くが透明な板の深い側を渡るのをためらった。これは移動を始める頃には奥行きを知覚していることを示す。
4 ×進行の手がかりが聴覚情報だったという説明は実験の趣旨と異なり、本実験は視覚的な奥行き手がかりを扱っている。
5 ×奥行き知覚が新生児期から完成しているとは示されておらず、移動経験との関連が指摘される点とも合致しない。
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