乳児の研究法

保育士馴化・脱馴化法」の問題

保育の心理学乳児の研究法難易度:normal
言葉を持たない乳児の認識を、同じ刺激への注視時間の低下と新刺激での回復から調べる研究法として、最も適切なものはどれか。
1養育者との分離と再会の場面を構成し、再会時の行動から愛着の型を分類する方法である。
2同一刺激の反復で注視が減り、新刺激提示で注視が回復することを利用し弁別を調べる方法である。
3二つの面を見せて落下を予期させ、物理法則に反する事象への驚きから知識を推定する方法である。
4甘い液で吸啜が増えることを利用し、吸う強さや速さの変化から味の好みを測定する方法である。
5高低差のある透明な台の上で前進をためらうかどうかにより、奥行き知覚の有無を調べる方法である。
正解
2同一刺激の反復で注視が減り、新刺激提示で注視が回復することを利用し弁別を調べる方法である。

馴化・脱馴化法は同じ刺激の反復提示で注視時間が低下(馴化)し、異なる刺激で注視が回復(脱馴化)する現象を用い、乳児が両刺激を区別できるかを推定する方法である。

?選択肢ごとの解説

1 ×分離と再会から愛着の型を分類するのはストレンジ・シチュエーション法で、注視時間の増減を指標とする馴化法とは目的も手続きも異なる。
2 ○馴化・脱馴化法は同じ刺激の反復提示で注視時間が低下(馴化)し、異なる刺激で注視が回復(脱馴化)する現象を用い、乳児が両刺激を区別できるかを推定する方法である。
3 ×物理的に不可能な事象への驚きで知識を推定するのは期待背反(期待違反)法であり、反復による馴化を利用する本法とは別手法である。
4 ×吸啜の強さや頻度の変化を指標とするのは高振幅吸啜法で、注視時間を測る馴化・脱馴化法とは指標が異なる。
5 ×透明な台で前進を躊躇するかをみるのは視覚的断崖の手続きで、奥行き知覚の検討法であり馴化法とは無関係である。
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【保育士】馴化・脱馴化法の問題と解答・解説|ukamiru 過去問