アタッチメントの実験的研究

保育士ハーロウの代理母実験」の問題

保育の心理学アタッチメントの実験的研究難易度:normal
ハーロウがアカゲザルの幼児を布製と針金製の代理母で育てた実験から導かれた、愛着形成に関する結論として最も適切なものはどれか。
1幼児は柔らかい布製の母に多くしがみつき、接触の快こそが愛着形成に重要だと示された。
2幼児は授乳する針金製の母に長くしがみつき、栄養の供給が愛着形成の決定要因だと示された。
3布製と針金製の母への接触時間に差はなく、代理母の質は愛着に影響しないと示された。
4幼児は恐怖を感じた時に針金製の母に逃げ込み、安全基地は授乳の有無で決まると示された。
5幼児はどちらの母にも近づかず孤立し、代理母では愛着がまったく育たないと示された。
正解
1幼児は柔らかい布製の母に多くしがみつき、接触の快こそが愛着形成に重要だと示された。

ハーロウの実験では、幼児ザルは授乳する針金母より柔らかい布母に長く接触した。栄養よりも接触の快(コンタクト・コンフォート)が愛着形成に重要であることを示した。

?選択肢ごとの解説

1 ○ハーロウの実験では、幼児ザルは授乳する針金母より柔らかい布母に長く接触した。栄養よりも接触の快(コンタクト・コンフォート)が愛着形成に重要であることを示した。
2 ×実験結果は逆で、授乳する針金母より布母に長く接触した。栄養供給が決定要因という二次的動因説を否定した点が眼目である。
3 ×接触時間には明確な差があり、布母が圧倒的に選ばれた。差がないとするのは実験の核心的な所見に反する。
4 ×恐怖時にも幼児は布母に駆け寄って安心を得た。安全基地が授乳の有無で決まるという解釈は結果と矛盾する。
5 ×幼児は布母に積極的に近づき接触した。どちらにも近づかず愛着が育たないという記述は事実と異なる。
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【保育士】ハーロウの代理母実験の問題と解答・解説|ukamiru 過去問