道徳性の発達
保育士「前慣習的水準」の問題
コールバーグの道徳性発達理論で、外から与えられる結果が自分にとって得か損かを手がかりに善悪を判断する、発達的に最も早い時期にみられる水準はどれか。
1社会の法や秩序、普遍的な倫理原則に照らして善悪を判断する後慣習的水準に位置づけられる。
2良い子と思われたいという期待や集団の規則の維持を基準に判断する慣習的水準に位置づけられる。
3他者の権利や社会契約を考慮し合意に基づく法の意義を理解して判断する段階に位置づけられる。
4罰の回避や自分の損得を基準に善悪を判断する前慣習的水準に位置づけられる初期の段階である。
5個人の良心に従い普遍的な正義の原則を最優先して判断する最も高次の段階に位置づけられる。
正解
4.罰の回避や自分の損得を基準に善悪を判断する前慣習的水準に位置づけられる初期の段階である。
前慣習的水準は、罰の回避(第1段階)と自己利益・報酬(第2段階)を基準とする最も初期の道徳判断段階である。外的結果に基づく判断が特徴。
?選択肢ごとの解説
1 ×普遍的倫理原則は後慣習的水準(第5・6段階)の特徴で、最も高次の判断。賞罰中心の初期段階とは正反対。
2 ×『良い子』志向や規則維持は慣習的水準(第3・4段階)の特徴で、前慣習的水準より一段上の段階。
3 ×社会契約や法の意義の理解は後慣習的水準(第5段階)の特徴で、初期段階とは異なる高次の判断。
4 ○前慣習的水準は、罰の回避(第1段階)と自己利益・報酬(第2段階)を基準とする最も初期の道徳判断段階である。外的結果に基づく判断が特徴。
5 ×良心と普遍的正義は後慣習的水準(第6段階)で、最も高い段階。賞罰に基づく前慣習的水準の説明とは矛盾する。
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